柴犬の特徴や性格
日本の代表的な犬である、柴犬。
その愛くるしい姿に、根強いファンも多いことと思います。
平安時代にはすでに猟犬として飼われていたと言われ、最もなじみ深い日本犬のひとつでもあります。
この日本固有の柴犬が、実は三種類いたことをご存知でしょうか？
戦前、柴犬には長野県の『信州柴』、岐阜県の『美濃柴』、山陰の『山陰柴』という三タイプの特徴を持つ柴犬が存在していました。
しかし、戦時中柴犬が軍用犬として徴用されたこともあり、戦後柴犬は絶滅の危機に瀕してしまいました。
その際、柴犬の犬種を守るために各地の柴犬を集めて交配したため、三タイプの特性は消え、現在は資料に残るだけとなっています。
柴犬は飼い主に従順で忠実であり、勇敢で行動的な性格の犬として知られています。
また、無駄吠えをしないことなどから、室内犬としてアメリカをはじめ海外での人気も高まっています。
中には熱心なブリーダーもおり、自立心旺盛で控えめな東洋的な犬として、国際的にも高い評価を受けているのです。
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最終更新日:2021/4/21
